
南国の人にとって雪は珍しいものです。そしてうれしいものです。
宮崎県に10年ほど住みましたが、その間、雪というものにほとんどお目にかかったことはありませんでした。p>


霰・あられとは違います。雹・ひょうとも違います。いわゆる氷とも違います。
雪のように見えるものの代表的なものは、カキ氷ではないでしょうか。氷を削ると、まるで綿のようなふわふわとした氷がお皿の上に溜まっていきます。まさに雪が積もるのと同じように見えます。あのカキ氷は、雪ではないのでしょうか?

残念ながら、あの雪のように見えるカキ氷は雪ではありません。単に氷を削ったものなのです。雪と氷を削ったものは別のものなのです。
炭素は地球上にいろいろな形で存在しています。多くは純度が低いものですが、純度の高いものもあります。石炭は炭素です。純度の高いものにはカーボングラファイトなど、工業的に造られたものもあります。炭素が結晶になると、「ダイアモンド」となります。
結晶でないものは、活性炭やグラファイトになります。
まず、第一に雪は単なる氷ではありません。
水が凍ったものを細かく砕いても、それは雪ではないのです。夏の暑い日に食べるかき氷を削っているところは、まさに雪が降っているように見えます。
人工的に氷を作ることは、温度を低くする技術があれば、可能です。
しかし、できるのは氷で、雪ではありません。
雪とは、水が結晶の形で凍ったもの・固体になったものを指します。
結晶だから、きれいな六角形の形になるのです。
ひょうやあられは、結晶ではなく、無定形の固体になったもの・氷なのです。